愛知県名古屋市での『DESIGNS 永野護デザイン展』の開催が発表され、ファンの間で大きな期待が高まっています。
展覧会の前売券チケットの販売も3月29日より、いよいよスタート!!
この展覧会は、独創的で革新的なデザインを生み出し続けるメカニックデザイナーであり漫画家、永野護さんの初の大型展覧会として注目を集めています。
漫画家、アーティストさんの展覧会は、いわゆる『名古屋飛ばし』がときどきみられるなか、この名古屋でのデザイン展開催の決定はうれしいですね!
東海エリア在住のファンの方々はとても喜んでおられるのではないでしょうか。
この記事では、開催期間やチケットの販売開始日など、必要な情報をご紹介していきます!
名古屋市の会場ってどんなところ? いつ開催されるの?
『DESIGNS 永野護デザイン展』名古屋会場の会期はこちらです。
- 日程 -
2024年4月27日(土)~5月26日(日)
- 時間 -
10:00~17:00(最終入場 16:30)
名古屋会場は『テレピアホール』に決定しました!
テレピアホールは名古屋市東区に位置する、イベントの会場として利用される大型施設です。
2022年7月より「アニメの聖地に!!」を掲げ、東映との共同運営によるアニメコンテンツ専門ホールとしてリニューアルしました。
■テレピアホール
〒461-0005
名古屋市東区東桜1-14-25 テレピアビル2F
名古屋会場のチケットはどうやって購入するの? チケット販売スタート日は?
2024年 3月29日より前売券の販売がスタートします!
〈前売券〉1,800円
※未就学児無料
〈当日券〉2,100円
※未就学児無料
※販売期間:2024年3月29日(金)10:00~4月26日(金)23:59
前回の、埼玉・ところざわサクラタウンでの「DESIGNS 永野護デザイン展」はどんな感じだったの?
前回の、埼玉県会場での開催期間は2024/2/10(土)〜3/24(日)でした。
※終了しています。
ところざわサクラタウン内の角川武蔵野ミュージアムで開催されていました。
先行して埼玉県で開催された際の会場の様子や、訪れた人々の感想を紹介します。
どんなものが見れるの?展示のスタイルは?
『DESIGNS 永野護デザイン展』では、永野護さんの代表作である『ファイブスター物語』をはじめとした多彩な作品群が展示されます。展示品には、原画やスケッチ、コンセプトアート、そして完成された作品まで含まれ、彼の創作過程を追体験することができます。
永野護ってどんな人? 代表作は?
永野護さんの作品の数々。
永野護さんは「ファイブスター物語」をはじめとする数多くの作品で、緻密なメカニックデザインと鮮やかなキャラクターデザインを披露しています。
代表作である漫画『ファイブスター物語』は、永野護の最も有名な作品の一つで、壮大なスケールで描かれるファンタジー・メカニックの世界が特徴です。この作品では、複雑で美しいメカ、モーターヘッド(MH)が登場し、そのデザインとストーリーの深さで多くのファンを魅了しています。
物語は星団を舞台にした王朝の興亡と英雄たちの戦いを描いており、永野護の緻密な世界構築能力が光る作品です。
また、アニメ『Zガンダム』(1985年)において永野護さんはメカニックデザインの一部を手掛け、特に変形するモビルスーツのデザインで注目を集めました。
彼の斬新なアイデアとデザインは、ガンダムシリーズの中でも特に記憶に残るものとなっています。
永野護さんのこのような貢献は、彼がただの漫画家に留まらず、幅広い分野で才能を発揮していることを示しています。
『機動戦士ガンダムΖΖ』(1986年)のメカデザインにも関わっておられました(上図)。繊細で神経質なライン、やや華奢なシルエットが特徴なのではないでしょうか。
そして、『重戦機エルガイム』は1984年に放送されたテレビアニメで、こちらも永野護さんがメカニックデザインを手掛けたことで知られています。
この作品では、砂漠の星を舞台に、主人公ダバ・マイロードが巨大ロボットのエルガイムを駆使して戦う姿が描かれます。
永野護さんの特徴的なメカニックデザインが多数登場し、彼の創造力が際立つ作品となっています。
永野護さんは、その独特なスタイルと幅広い才能で、日本の漫画およびアニメ業界に大きな影響を与えてきました。彼の作品は、複雑な世界観と緻密なデザインが特徴で、多くのファンに支持されています。
永野護さんのインタビューはこちら
またこちらでは、今回の『永野護デザイン展』開催にあたって、東京新聞による永野護さんへのインタビューが掲載されています。